足がむずむずして気持ちが悪い! それはむずむず脚症候群かもしれません!

足がむずむずして気持ちが悪い! それはむずむず脚症候群かもしれません!

このブログでは、むずむず脚症候群とはどういうものかというものをまず理解していたき、チェック項目を見ることによって、自分がむずむず脚症候群かどうかを確認します。

この記事を読むことであなたがむずむず脚症候群なのか判断の手助けになる事と、症状の原因を分かりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群とは、別名レストレッグス症候群とも呼ばれます。

安静時(座っていたり寝転んでいる時)に、脚にむずむずビリビリ、痒みや痛みなどの強い不快感が現れる病気です。

脚ではなく腰や背中や手に現れる方もいます。

不快感が強く睡眠障害や寝付けない、またはこんなこと人に言って理解してもらえるだろうか?と不安に思い相談できない方も実際に居るのです。

むずむず脚症候群のセルフチェック

□足がむずむずする感覚やチクチクしていたといった不快感や痛みがある

□不快感や痛みは足の裏面にある

□夜間に症状が強くなり夜中に目が覚めることがある

□座っていて症状が強くなる

□動かさずにはいられないまたは動かすと症状が和らぐ

□抗うつ剤を使用している

□腎臓疾患や鉄欠乏性貧血などむずむず脚症候群になりうる他の病気の治療を受けている

この中で複数症状がある方は可能性が高くなります。

むずむず脚症候群になる原因

むずむず脚症候群の原因はまだはっきりとなっていません。

はっきりとした原因ははっきりとなっていませんが、有力な説としては脳内の神経伝達物質であるドーパミンの機能障害や不足と鉄の不足が関与していると言われています。

ドーパミンは意欲や運動機能や神経の興奮を抑える働きがあり、ドーパミンが減少することによって意欲や運動機能の低下や神経の興奮を抑えることが難しくなってくるのです。

 

ドーパミンを作る際に欠かすことの出来ない物質として、鉄があります。

鉄の不足によりドーパミンが上手く作られないために、むずむず脚症候群の症状を引き起こすのではないかと考えられているのです。

 

むずむず脚症候群は原因がはっきりと分からない一次性と他の病気や薬などが原因の二次性に分けられます。

二次性の原因になるものは、慢性腎不全(特に人口透析中)、妊娠中、糖尿病、鉄欠乏性貧血、パーキンソン病、関節リウマチなどが関与していると考えられていて、その他病気治療薬の影響もあるのです。

 

体の不調により神経の血流低下などによって症状が強く出る場合があります。

 

 

むずむず脚症候群の一般的治療方法

生活習慣を改善と薬物療法がありますが、両方やっていくことが必要不可欠です。

生活習慣としては、鉄分をしっかりと体の中に吸収していき血流を上げ規則正しい生活をしていく必要があります。

鉄分の吸収を阻害するものを控えたり吸収を高めることがとても重要です。

鉄分の吸収を阻害するものとしては、タンニン(コーヒー、紅茶、緑茶、タバコ)、フィチン酸(穀物の外皮や玄米)、食物繊維(海藻、穀物の外皮、大豆)などがあります。

鉄分の吸収を高めるものとしてはビタミンCやたんぱく質で、それを積極的に取ることです。
タンパク質と鉄分という観点からアサリがお勧めになります。

食後のデザートとしてビタミンCの多い、キウイフルーツを食べるのも良いでしょう。


鉄分の吸収率に関係しているのは食材ばかりではありません。

胃に入った鉄分は胃酸の働きで吸収されやすい形に変化します。

胃酸は同じ時間にご飯を食べると、その時間にしっかりと出ますが、いつもと違う時間に食べると胃酸の量が少なく消化不良や胃もたれとなりやすいです。

また、夜寝る前の食事も良くありません。

寝ている間は胃酸が少なく胃も上手く働かないので鉄分の吸収も悪いです。

同じ時間に食べて寝る前の食事は避けることが重要になります。

 

食事以外にはストレッチや足のマッサージを行って血流を良くして神経の働きを少しでも良くすると緩和されるのです。

 

薬物療法としてはドーパミンの働きを補う薬や貼り薬やてんかんの薬が使われます。

 

疲労回復センターでの施術や考え方

軽いタッチの施術で、全身の歪みなどのバランスを整え血流や神経伝達を改善していきます。

歪みというと色々な個所がありますが、効率よく歪みを取っり早く効果を出す為に、骨盤や頭の調整をしていくことで大きな歪みが早い段階で改善していくのです。

骨盤の調整は、骨盤のみのボキっとするイメージがあるかと思いますが違います。

足の指や足首の関節、時々手首や手の指の使い過ぎから骨盤に影響が出て骨盤が歪むから、その個所を施術すると骨盤の歪みが解消されるということが多いです。

骨盤が歪むと背骨(頸椎や胸椎や腰椎のことをここでは指します)も歪み頭の位置も変わってきます。

背骨には脊髄という大きな神経があり、背骨の歪みで脊髄の神経も歪み神経の不調が出やすく症状も強くなるのです。

背骨からは胃腸の調子を整える神経や胃の不調を感知する神経も多く出ています。

つまり背骨の歪みを整えると、神経の働きを整え胃腸の働きを整え鉄分の吸収を高めるのです。

それと同時に神経の圧迫も取れてくるので、むずむず脚症候群特有の神経の興奮を抑えるということの手助けとなります。

 

最後に

むずむず脚症候群は、食事療法などと一緒に血流改善をしていく必要があります。

全身の歪みや血流を整え胃の働きを整えることで、鉄分の吸収を整えることができます。

鉄分はむずむず脚症候群の原因となるドーパミン減少を解決していくためには必要不可欠です。

むずむず脚症候群は体の状態をしっかり整え食事や睡眠などの生活習慣を改善していくことが近道となります。

日常の体の不調などと一緒に、体全体の歪みを整えていき少しでも改善していけるための手助けをできればと思います。