急激な腹痛や便秘や下痢などでお悩みではないですか?
急にお腹が痛くなったり、便秘や下痢を数ヶ月間繰り返しているのであれば、もしかしたらそれは過敏性腸症候群のせいかもしれません。
急に腹痛が出現することもあるので、電車通勤の方や会議中など、どうしてもトイレに行けない状況が怖くなっている方もいると思います。
今回は過敏性腸症候群の原因や、具体的な対策方法などについて詳しく解説していきますので、過敏性腸症候群でお悩みの方は是非最後までお読みくださいね。
過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群とは、腸には症状につながる病的な異常がないにも関わらず、お腹が痛くなったり、便秘や下痢が数ヶ月続いてしまう病気です。
多くの場合はストレスがきっかけで症状が悪化してしまうことが多いので、ストレスの関わりも強いと考えられています。
過敏性腸症候群は、その症状の出方によって「下痢型」「便秘型」「混合型」に分けられます。
同じ原因でも、その人によって症状が変わります。例えば、強いストレスを受けた時に「下痢型」の人は、緊張してお腹を下してしまう。対して「便秘型」の人は、逆に便が何日間も出なくなってしまいます。
また、過敏性腸症候群の人の多くは胃痛や胃もたれ、逆流性食道炎などの、胃の不調も感じている方が多いのも、特徴のうちの一つです。
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群の具体的な原因はまだ不明です。しかし、はっきりとした原因はわかりませんが、腸が過度に収縮してしまってお腹の痛みを引き起こしてしまったり、腸の運動が悪くなることで便秘になってしまったりします。
明らかな原因が見つかってはいませんが、細菌やウイルス性の腸炎になった場合には、そのあとに過敏性腸症候群になりやすいということはわかっているようです。
過敏性腸症候群の病院での対策
まずは、他の病気との鑑別のために検査を行います。
過敏性腸症候群は、症状につながるような病的な異常が体にないのに関わらず、腹痛や下痢、便秘などを引き起こす病気です。そのため、まずは他の病気がないのか詳しく検査を行う必要があります。
血液検査や尿検査、便検査、内視鏡検査などのあらゆる検査を行い、ガンや炎症性の疾患がないかを判断していきます。
それでも異常が見つからずに、過敏性腸症候群の症状である便秘や下痢などの便通異常が見られたり、ストレスなどで悪化するなどのような特徴的な症状が見られる場合に、過敏性腸症候群と診断されます。
治療としては、腸の運動を整える薬や、ストレスなどによって悪影響となる場合は、抗うつ薬などを使用する場合もあるが、生活習慣の改善も重視される。
暴飲暴食を控えたり、規則正しい食生活を送ること。刺激物やアルコールを控えることなどが重要になります。
また、過敏性腸症候群になる要因がはっきりしている人は、その要因を排除することもとても重要になるので、原因がはっきりわかる人に関しては原因の排除を求められます。
疲労回復センターでの過敏性腸症候群に対してのアプローチ
疲労回復センターでは過敏性腸症候群に対してのアプローチとして、「自律神経の調整」と「体全体のバランスの調整」を行います。
その理由は、過敏性腸症候群による便秘や下痢などの腸の不調は、自律神経の乱れによって引き起こされていることが多いからです。
腸の運動などの自分が意識的に動かすことのできないものは、自律神経によって無意識的に動かされています。
その自律神経の働きが悪くなることで、腸がなかなか動かなくなり便秘になったり、過度に腸が運動、収縮することで下痢や腹痛を引き起こしてしまうのです。
なので、当店では自律神経の調整を行い、腸の機能が正常に働かせ、過敏性腸症候群による便秘や下痢などの不調にアプローチしていきます。
ただ自律神経の不調を整えるためには、体全体のバランスの調整が必要となります。
なぜ体全体のバランスを調整するのかというと、基本的には自律神経の調整を行なっているのは首などの脊柱ですが、首が悪くなってしまう原因が体全体のバランスにあることがほとんどだからです。
なので、自律神経の働きが悪くなってしまう原因である首を正しい状態にするために、まずは体全体のバランスを調整し、体全体のバランスが整うことで首も正しい状態になり、それが自律神経の調整に繋がります。
そうすることで自律神経が正しく機能すれば、過敏性腸症候群による腸の不調の軽減につながると当店では考えています。
最後に
今回は、過敏性腸症候群の原因と対策について詳しくお話ししていきました。
過敏性腸症候群は、ひどくなると生活を送ることすら不自由を感じるようになってしまいます。
過敏性腸症候群の症状を引き起こしてしまう要因を、生活の中で取り除くことができれば一番いいのですが、なかなか難しいことも多いと思います。
そんな方はまず体の状態を良くすることから行うことで、過敏性腸症候群による腸の不調を軽減し、日常生活を送りやすくすることができるかもしれません。
もしもなかなか良くならない、過敏性腸症候群による便秘や下痢などの腸の不調でお悩みの方は、ぜひ疲労回復センターへお気軽にご相談ください。