実は急に息苦しくなるのは、過換気症候群かも知れません。
病院で過換気症候群と言われて、それからなかなか改善出来ていない方も多いと思います。
これから詳しく書いていきますので、最後まで目を通してみて下さい。
過換気症候群とは
昔は、過呼吸と一般的に言われていた疾患で、ストレスや緊張状態とか、生活スタイルや不規則な食生活や睡眠不足といった自律神経の乱れから起こり易い疾患です。
女性に多く診られて、子供の発症も多くみられる為、子供から大人まで幅広く発症する疾患です。
症状
不安やストレスや緊張等で息苦しくなり、動悸や手足のしびれ・めまいなど発作の症状が出てきます。
発作が起こると、必要以上に呼吸が早くなる事で、取り込む酸素が多くなります。
血液中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れて、酸素量が多くなり、二酸化酸素の量が不足してしまいます。
体内から二酸化炭素量が不足すると血液は、アルカリ性に傾き、呼吸がしにくくなります。
それにより、呼吸を司っている延髄は、呼吸を一時的に止めるように指示を出します。
ところが、体内の情報を管理して調整する大脳は、呼吸をしにくいことが異常だと判断して、さらに呼吸をさせようとします。
これらのように、脳の信号が乱れてしまい、血液循環が悪くなり手足のしびれやめまいが起こってしまいます。
一般的な処置
病院では、精神を安定できるように薬を処方したり、自律神経を整える訓練法などが行われます。
ただ、これらの方法だけでは、うまく改善できない方が多い為、心理カウンセラーに悩みや相談をして不安やストレスの原因を解決する事を勧められています。
生活環境や学校や仕事のストレスと自律神経の乱れが強く結び付いていると、なかなかそれらの環境をかえることができない為改善しづらいこともあります。
対処法
ペーパーバック法-袋で口と鼻を覆い、乱れた呼吸を戻す方法
これは、袋を使用して吐いた息を再度吸わせることで、血液中二酸化炭素の濃度を高める方法です。
慣れてない人がさせると、血液中の酸素濃度が低くなりすぎたり、二酸化炭素濃度が上昇しすぎたりする為十分な注意が必要になります。
呼吸のリズムを整える-苦しくなって、吸ってばっかりになりがちなので、吸う時間の倍吐くのに時間をかけるように促しましょう。
10秒位かけてゆっくり息を吐いて、背中をなでて呼吸のリズムを整えるようにしてあげましょう。
当店では
症状の根本的な原因をまずは探ります。
なぜなら、原因を特定しないで闇雲に施術をしても施術効果が出せないからです。
過換気症候群では、自律神経の乱れで、血流が悪くなって、心肺機能が低下してしまい、それにより呼吸が浅くなって症状が出てくる事が多いです。
というのも心肺機能の働きをコントロールするのが自律神経であるからです。
自律神経や心肺機能というのは、特に胸郭という部分が関係が深いです。
https://sauge-cl.com/symptom ソージュ山下町内科クリニックより引用
胸郭は、肋骨と背骨と前側の胸のところにある胸骨という骨で覆われている部分を言います。
写真の様に心臓や肺は胸郭で覆われていて、その底部に横隔膜があります。
胸郭が硬くなると、心肺機能を司る自律神経の働きも低下してしまい、心肺も機能しづらく、更に、その底部に付着している横隔膜も動きが悪くなり呼吸が浅くなってしまいます。
その為、胸郭がいい状態を維持する事で、自律神経の働きの安定につながり、心肺機能の向上にもつながります。
当店では、過換気症候群において、特に胸郭が異常をきたす原因を探します。
そして、その原因を調整する事で、根本的に胸郭がいい状態になり、自律神経の働きが安定して、過換気症候群がおこりづらい体質になってきます。
また、自律神経が乱れる原因特に、ストレスがどこからくるのか探し出します。
そして、そのストレスの原因との向き合い方をアドバイスして、自律神経の働きが安定できるように向き合います。
最後に
過換気症候群になってもどこに相談したらよいのか分からない方も多いと思います。
病院で薬を出されても正直、根本的に改善されているのかなかなか実感されている方も少ないと思います。
当店では、まずは、お悩みをしっかり聞くようにしています。
そして、悩みを聞いたうえで、体の検査を行い、どこが原因で今の症状が出ているのかという説明を行います。
その為、当店では、もし説明を聞いて、施術を受けたくない場合は施術を強要しません。
説明をした上で、施術を受けたいと希望される方に施術を行います。
当店で、同じような症状でお悩みの方も良くなったケースを多々見てきました。
色々と悩みもあると思いますが、まずは、お気軽にご相談お待ちしております‼